校長より – Principal's Page

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校長あいさつ

つながろう、力を合わせよう、考えよう、やりぬこう

〜夢の実現のために〜

令和2年度新学期が始まりました。小学部1年生20名、中学部1年生13名を迎え、全校児童生徒131名でのスタートです。ただし、本年度は、いつもの新年度始まりとは大きく異なります。新型コロナウイルスが世界中にまんえんし、多くの尊い命が奪われ、現在も各国で感染防止対策と懸命の治療が続けられています。イリノイ州は4月30日まで、自宅滞在命令の延長が発表されていますし、日本でも7都府県に緊急事態宣言が出されました。かくいう私も渡航延期勧告を受け、いまだ日本に足止め状態にあります。新入生、在校生、そして、編入学を予定していたみなさんの中にも日本にいらっしゃる方がおられると思います。

こんな状況の中で、本校では、「シカゴで学ぶ子どもたちのために何ができるか」という命題のもと、若林教頭先生を中心にリモートラーニングによる学校再開を模索してきました。日本にいる新派遣者も含めて、Onlineによる職員連絡会を毎日開き、課題を共有しながら、授業の準備をすすめてきました。まだまだ不慣れな部分もあり、ままならないこともありますが、子供たちの反応やご家庭のご意見を聞きながら、少しずつ改善し、よりよいものにしていきたいと思っています。

本来学校教育の目的は、自分の五感を使って、友との様々なふれあいや体験をしながら、知徳体をバランスよく育むところにあります。それができない現状は厳しいものがありますが、児童生徒のみなさんには、リモートラーニングを活用し、家庭での学習でしっかりと力をつけ、笑顔で再会(私たちの場合は初顔合わせですが)できる日を待ちましょう。

表題は、元校長先生の浅井先生が掲げておられた「考えよう、力を合わせよう、やりぬこう、分かり合おう!」と坂野前校長先生の掲げられてきた「夢育」を合わせたものです。今だからこそ、私たち大人はSNS上であれ、つながり、力を合わせることが大切ですし、児童生徒のみなさんには、家庭における学習においても、リモートラーニングを活用して、粘り強く考え、最後までやりぬいてほしいと思っています。その積み重ねこそが児童生徒一人ひとりのみなさんの夢実現へ続く道だと信じています。

シカゴの地でみなさんの笑顔に出会える日を胸にひめ、私もがんばりたいと思います。保護者の皆さま、ご面倒をおかけしますがご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

シカゴ双葉会日本語学校全日校 校長 田村 穣